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■小澤 昭彦先生
(おざわ あきひこ)

1級ファイナンシャル・プランニング技能士・CFP・第2種証券外務員資格・一級建築士。
1953年生まれ。

■杉井 克彦先生
(すぎい かつひこ)

1級ファイナンシャル・プランニング技能士・CFP・税理士・社会保険労務士。
1961年生まれ。

■土橋 和夫先生
(つちはし かずお)

1級ファイナンシャル・プランニング技能士・CFP・管理業務主任者・DCアドバイザー。
1952年生まれ。

■芝 正則先生
(しば まさのり)

1級ファイナンシャル・プランニング技能士・CFP・DCアドバイザー・第2種証券外務員資格・キャリアカウンセラー。
1959年生まれ。

■大石 泉先生
(おおいし いずみ)

1級ファイナンシャル・プランニング技能士・CFP・宅地建物取引主任者・キャリアプランナー・産業カウンセラー。
1963年生まれ。


Vol.56 ”金融商品”について


読者アンケートでは約45%のご家庭が、金融機関にお金を預ける際には「金融機関の信頼や信用性を重視する」とお答えです。普通預金をはじめとするあらゆる”金融商品“はどの様に選べばいいのでしょうか?


1.お金を預けるとは? 
 私たちが利用している一般的な金融機関は、利用者であるパパさんやママさん達から”お金“を預かり(集金)、企業や個人に貸出し(融資)をしてビジネスが成り立っています。生命保険会社においても、預かった資金(保険料)は一定の経費を引いた後、大手の金融機関に預けて資金運用しています。金融機関はお客様からお金を集金してお客様に利息を支払い、企業等に融資した際に利息を受け取り、その差額が金融機関のビジネス的収益になります。ですから、必ず預金利息の率よりも貸出利息の方が大きくなります。この貸出利息は”日本銀行“という日本の中心金融機関に金利をコントロールされているので、貸出金利も低いが受取預金利息も低くなっているわけです。
 世界の先進国ではそのほとんどが不景気なので政策的に貸出利息が低くコントロールされているために預金利息が低いですが、発展途上国で景気が非常に良い国は預金利息は高くなっているわけです(ただし、為替レートには注意が必要)。この事から、金融機関が前述の”預かって、貸し出す“というスタイルを崩すような営業をしてしまうと、バブル時代に金融機関が破たんしたように「預けたお金が返金されない」ことになるわけです。(ただし、現在では預金保護機構により1000万円まで保証あり)その意味からも、リスクはゼロではないことを知っておく必要があります。

2.少しでも高い利息は取れるのか?
 現在の定期預金では、そのほとんどの利息が年間1%を下回っています。しかし、金融機関のビジネスモデルはある意味単純で、前述の「預かりと貸し出し」の差額が収益ですので、金融機関としての企業努力により少しでも金利が高い金融商品はたくさん存在します。以下にその一例をご紹介しましょう。

1)ネット銀行の定期預金
 ネット専用の銀行(一般的に支店を持たない)もありますし、大手都市銀行でもネットバンキングが利用できます。「窓口での取り扱いをしない」分だけ経費が削減されていることから、預金金利が高く設定されています。
2)キャンペーン時の定期預金
 金融機関の周年キャンペーンや特別なキャンペーンによって、いつもよりも金利がアップすることがあります。各銀行の支店チラシやネットをよく見て選択しましょう。
3)預金期間による金利差
 預ける期間によっても金利に差が生じています。預ける際は、そのお金の使用目的に応じて少々長めの金融商品も考えて選ぶことも必要かもしれません。

 いずれにしても、世の中に”リスクはゼロ“は存在しません。預金保護機構の対象とならない投資信託や外貨預金とは別に、純粋な”預金“等をじっくり選択することも大切です。

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