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■小澤 昭彦先生
(おざわ あきひこ)

1級ファイナンシャル・プランニング技能士・CFP・第2種証券外務員資格・一級建築士。
1953年生まれ。

■杉井 克彦先生
(すぎい かつひこ)

1級ファイナンシャル・プランニング技能士・CFP・税理士・社会保険労務士。
1961年生まれ。

■土橋 和夫先生
(つちはし かずお)

1級ファイナンシャル・プランニング技能士・CFP・管理業務主任者・DCアドバイザー。
1952年生まれ。

■芝 正則先生
(しば まさのり)

1級ファイナンシャル・プランニング技能士・CFP・DCアドバイザー・第2種証券外務員資格・キャリアカウンセラー。
1959年生まれ。

■大石 泉先生
(おおいし いずみ)

1級ファイナンシャル・プランニング技能士・CFP・宅地建物取引主任者・キャリアプランナー・産業カウンセラー。
1963年生まれ。


Vol.55 “学資保険”について


読者アンケートでは約60%強のご家庭ですでに加入されていて、「加入を考えている」を含めると約80%のご家庭になりました。 知名度が抜群に良くて、ほとんどのママさんが知っておられます。 では何のために学資保険に加入するのか?注意すべき点は何かをお伝えいたします。


1.“学資保険”の特徴
読者アンケートでは約半数のママさんが「なんとなく理解している」とお答えです。
「はっきり解ってない」けど「みんなが加入しているから…」というのが理由だとも見受けられます。
どの様な点が普通の貯蓄と違うのでしょうか?

●学資保険は保険である
 保険なのは見ての通りですが、“万一の時”がお子様だけでなく契約者、つまりパパさんにも適用されるという点です。
お子様がどうかなるということは考えないとしても、パパさんが、万一天国に行ってしまった時にはそれ以降の支払うべき保険料が免除されたり、
“育英金”等の給付があったりします。ここで大事なのはこのことがパパさんに対する純粋な生命保険だと考えるべき、ということです。
 本来契約している生命保険の保障額を考えられる際に、保障額がオーバーにならないように調整する必要があります。
 例えば月掛け保険料が1万円で新生児のお子様が18歳になるまで学資保険に加入したとすると、
加入時点でパパさんに216万円(計算式:1万円×12ヶ月×18年)の保障がついたのと同じになるわけです。
ですから、パパさんの生命保険の保障額はこの金額分を削減してもよいことになります。

●トータルでマイナス発生の危険性
 学資保険は保険であるけれども非常に貯蓄性が高い保険です。
保険である以上入院給付金や障害給付金等の保障を“特約”等のカタチで積み増しして加入することができます。
しかし、その保障にも保険料負担は生じるわけですから支払保険料総額と満期金(18歳時点になってもらえる給付金)とにマイナスの差額が生じて希望通りのお金が貯まっていなかったということになりかねません。”特約“等は必ず追加加入しなければならないものではないので、他の商品の加入も検討してみましょう。
 また、パパさんに万一が起きて学資保険自体が終了してしまうと(保険料は免除し続けますが…)、
その特約も消滅してしまうので、うっかりこの事に気づかないと今度はお子様について保障の不足等が生じる事にもなりかねません。

2.“学資保険”に似た商品
  最近では、お子様に対する補償部分を出来るだけ少なくして、その分を結果的に支払保険料総額と満期金との差額を大きくするような学資保険や、
学資保険だと思って加入したけれどもよく見るとお子様に対する単純な生命保険だという商品もあります。
単に商品名から判断するだけでなく、保障内容や支払保険料の総額と大学等に入学時の満期金額や12歳や15歳で振り込まれる“祝金”の総額とを計算してみて、
極端にマイナスになるような商品はよく見極めて加入しましょう。

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