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■小澤 昭彦先生
(おざわ あきひこ)

1級ファイナンシャル・プランニング技能士・CFP・第2種証券外務員資格・一級建築士。
1953年生まれ。

■杉井 克彦先生
(すぎい かつひこ)

1級ファイナンシャル・プランニング技能士・CFP・税理士・社会保険労務士。
1961年生まれ。

■土橋 和夫先生
(つちはし かずお)

1級ファイナンシャル・プランニング技能士・CFP・管理業務主任者・DCアドバイザー。
1952年生まれ。

■芝 正則先生
(しば まさのり)

1級ファイナンシャル・プランニング技能士・CFP・DCアドバイザー・第2種証券外務員資格・キャリアカウンセラー。
1959年生まれ。

■大石 泉先生
(おおいし いずみ)

1級ファイナンシャル・プランニング技能士・CFP・宅地建物取引主任者・キャリアプランナー・産業カウンセラー。
1963年生まれ。


Vol.50 “ガン保険”について


 テレビコマーシャルなどで、よく見かけるようになったがん保険。読者アンケートでは40%以上のママさんたちがすでに加入されているようです。利用者としてどのような点に注意すべきなのでしょうか?


1 ”ガン保険“の特徴
  ガン保険は、文字通り、万一ガンにかかった場合に備えるための医療保険です。元来、医療保険は入院と手術に対する保障が基本ですが、ガン保険の特徴としては以下のものがあります。
(1)ガンと診断された時」にまとまった診断給付金が受け取れる。
(2)入院限度日数に制限がない。
(3)保険に加入しやすい。つまりガンに関係のない持病を持っていても加入できる。
(4)ガン保険は単体加入と特約として加入する場合の2つのタイプがある。
(5)最近では、先進医療の特約をつけることもできるようになった。

2”ガン保険“の必要性
 ガンは、日本人の死因としてトップの病気です。また、ガンは再発や転移の不安がある病気でもあり、経済的にも心理的にも、負担が大きいといえます。最先端の治
療や投薬をする場合などは、公的な健康保険等が適用されない場合が多いのも特徴です。ガンは早期に発見できれば治癒の可能性が高まりますが、目一杯の治療をするとなるとお金のかかる病気です。また、家族のサポートや援助、病院以外の支援体制や心のケアも大切な病気です。

3 ”ガン保険“のしくみ
 契約できる保障や一部の名称は、保険会社によって異なります。
(1)ガン診断給付金
ガンと診断された時に支払われ、受け取り回数が「1回」と「複数」の保険があります。もちろん複数の場合は保険料が高くなります。
(2)ガン入院給付金
ガンで入院した時に、入院日数に応じて支払われます。一般の医療保険とは違って、1日目から入院給付金が支払われるのが特徴です。支払い限度日数は無期限で、入退院を繰り返しても入院日数分の給付金が支払われます。
(3)ガン手術給付金
ガンで所定の手術を受けた時に、手術の種類に応じて支払われます。
(4)ガン死亡保険金
ガンが原因で、死亡した時に支払われます。一般的にガン以外で死亡した場合でも保険金を受け取ることができますが、ガンの場合より少ない額になります。
(5)ガン高度障害保険金
ガンを原因として、所定の高度障害状態に該当した時に支払われます。

4 ”ガン保険“の注意点
 ガン保険に限った事ではなく、広く一般的に医療保険に入っていると、病気になっても安心だと思ってしまいがちですが、「リハビリ中の補償がない」という点には要注意です。入院中や手術を行った際はいいのですが、社会に戻るためにリハビリが必要になっても、医療保険での補償はありません。もちろん、その間の生活費や交通費など様々なお金が必要になります。このような、医療保険(ガン保険も含めて)では賄いきれない部分は、「所得補償保険」という保険が必要になります。

注:所得補償保険とは、被保険者が病気やケガで入院や通院、自宅療養を行うことで働くことができなくなった場合に、年収の一定割合額が補償され、一定期間、毎月一定の金額を受け取ることができる保険です。

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